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位置 内  容
第1象限 マーケティング力に強みを持っているが、新製品開発力に不安が残る。
そこで販売上の付加価値を上げるか、もしくは原価低減による粗利益改善を検討する。
原価管理システムを適切に運用することによってコスト発生要因を徹底的に減らすことが必要である。
第2象限 両指標の数値を維持しながらの新事業・新製品開発が重要である。
他社との差別化戦略が実行できる唯一のポジションである。
第3象限 総資本の圧縮、つまり流動資産の回転率を高め、負債勘定を圧縮することが必要である。負債勘定の圧縮とは、例えば在庫削減による短期借入金返済などである。
しかし、まずは流動資産の回転率を高めるため、開発・生産リ−ドタイムの短縮と在庫削減を狙った生産管理の運用が課題である。
また、生産設備のファブレス化により資産の運用効率を高める事も有効である。
比較企業が同じROI値であっても第1象限との戦略の差異は明白である。
第4象限 売上高経常利益率の改善が課題である。
ROI値が極端に低い場合は原価低減の実施と方策は限定される。
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