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位置 内容
第1象限 第2・3象限に比べて円の大きさ(人件費負担)が大きい場合は人件費負担が付加価値額を上回ってしまう可能性があり、社員数が多すぎると考えられる。
社員数を削減することで人件費負担を付加価値額よりも少ない状態に保つようにすることが有効な戦略であると考えられ、社員を第2・3象限にシフトすることが必要である。
第2象限 ベストポジションであり、円の大きさが大きい(社員数が多い)場合であっても、
付加価値額が高いために人件費負担を十分に吸収している。
円の大きさが小さい場合は、部門の拡大によって更に売上を上げることが
可能であるかを検討することによって、会社としての利益の拡大を図ることも戦略の一つである。
第3象限 ベストポジションである第2象限ヘ移動するためには、
事業規模(売上高)の拡大を進めることにより収益の健全性を確保しながら
第1・4象限からの要員を受入れることが出来る体制を作ることが前提となる。
第4象限 ベストポジションの対角にあり、他象限との比較では円の大きさは最小であることが必要である。部門の業務内容が必要なものであるのかどうか、部門の将来性が見こめるものであるのかどうかを検討した上で、部門そのものを廃するか削減に留めて継続させるかを検討する必要がある。
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